赤ちゃんが生まれる直前のママの体勢

健康・暮らし

海外に住む友達が
自力出産するかもしれないとのことで、

私が持っている本の中から
必要そうなところを
送ってあげようと思い

最近、お産に関する
いろんな本をひっくり返しながら
読んでいます。

出産経験がある方に質問です。

赤ちゃんが生まれてくる直前、
どんな姿勢で産みましたか?

日本では98.8%の赤ちゃんが
病院かクリニック、
つまり医療機関で誕生しています。

98.8%ってすごくないですか??
残り1.2%は助産院や自宅出産です。

もはや、出産は
医療の歯車に組み込まれてしまい、
自然な営みじゃ
なくなってしまっているのかもしれませんね。

もちろん、何か起こった場合には
医療は必要だと思ってます。

かくいう私も
病院で出産しましたし、
助産師として病院で働いていますが。

病院ではほとんどの方が、
分娩台で脚をひろげた姿勢で
赤ちゃんを産み出すのではないでしょうか?

病院で出産する時に
フリースタイルで産めるところって
そんなにない。

私は、あの分娩台に
とっても嫌な思い出があり、

自分の出産の時は
分娩台で脚を広げなくてもいい病院を
必死に探しました。

あの分娩台というおぞましい代物

あれって結局、
介助する側がやりやすいように
できているんです。

さらに赤ちゃんは、
真っ暗闇の子宮の中にいたのに
いきなりライトにさらされる。

まあ、そりゃあ
びっくりですよね。

病院でのお産って
もちろん
いろいろ配慮してくれる
医療者や施設はあるけれど、

それでも病院や
医療者主体のところが
大多数です。

骨格的な視点

話は戻り、
あの分娩台で脚を広げる姿勢。

仙骨が台に押し付けられ、
ロックされて
骨盤は広がらなくなります。

そして多くの医師や助産師が
脚を思わず閉じてしまう産婦さんに
「パタ〜ンって脚広げて」
って指示します。

でもね
人間の体のメカニズムを
ちゃんと知っていたら、
あの姿勢は全然理にかなってないって分かります。

ためしに椅子に座って、
坐骨(椅子の面に触れている左右にある骨)を
触り、肩幅より少し開いて
足を床につきます。
足の位置はそのままで
膝を開いたり閉じたりしてみたりしてください。

どっちが坐骨が広がってますか??

はい。
膝を閉じた方が坐骨は広がります。

でもお産の現場において、
それだと介助者が見えにくい。

そんな理由で、体のメカニズムに反する
姿勢を強いられてしまいます。

医師や助産師でも
知らない人はいるんじゃないかな。

少なくとも私は、
助産教育の中で
骨格的な視点は教わりませんでした。

自分でいろいろ疑問を持って、
いろんなセミナーに行ったり
本を読んだり
解剖の本をながめたりして
知りました。

言っておきますが、
通り道が1センチ広がるだけで
赤ちゃんはずいぶん楽になるんですよ!

体の声を聞く

でもね、いくら医療者が
「脚をパタ〜ンと広げて」って
指示しても

産婦さんの体は本能的に反応するのです!

赤ちゃんがまさにお股から
出てこようとする時、

産婦さんは分娩台に乗っていても
自然にお尻をあげ (仙骨が動くように)
脚を閉じようとする。

まさに本能。

体はちゃんと知っているなって
思います。

もちろん私は、
「脚をパタ〜ンと広げて」なんて
言いませんよ。

いつも、体ってすごいなぁと感心します。

妊娠期は、体がどんどん変化していくから
体の声を聞きやすい。

妊婦さん!

ぜひ、体を信頼して
体の声を聞いてみてください。

宮﨑あきこ

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助産師 クラニオセイクラルセラピスト (頭蓋仙骨療法師) 千葉県北西部在住 太陽:射手座 月:乙女座 長男の出産を機に、カメラマンから助産師へ。 ベテラン助...

プロフィール
  1. マコ

    自分の身体の声を聞く だなんて、妊娠中にはできませんでした。恥ずかしながら、お医者さんの言葉を聞くのみ。
    痛みや苦しみは悪いものだから消さなくちゃいけない。
    そんな風に思ってました。
    妊婦さんに正しい知識と知恵が届くことを切に願います。

    • 宮﨑あきこ宮﨑あきこ

      医療者の声を上にするのではなく、自分の体や心の声もきけるといいですよね。

  2. Rinko

    あの違和感しかないおぞましい分娩台に乗るのだから、と経験あるお婆ちゃんドクターを探したけれど、分娩台に乗らずに産む選択肢を増やすことができなかったなー。

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