高校教員としての生活に終止符を。新しい人生のステージは養蜂家 @清里

卒業 新たな門出
エッセイ

職場の上司にも、
一緒に異動するはずだった同期にも
有り難いことに引き留めてもらった。

恩師にもご報告をし、
2020年度いっぱいで、
教職を卒業。

私、憧れのハニーさんに弟子入りして
養蜂を清里で学びます!!

ハニーさんこと、養蜂家の船橋康貴さんは、元環境コンサルティング会社の社長。世界で唯一の”みつばちのハニビーセラピー”で、癒しを提供している。

”みつばちを先生として、世の中をもっとハッピーな方向に”

清里を活動拠点とし、世界中の人と繋がって活動中。

コロナ禍における放送離任式にて

最後のスピーチは
多くの人に届いたら嬉しいかも、
と桜をぼーっと眺めて思いつきました。

BGMは尾崎の「卒業」を流しながら
お読みください♪

みなさんは ”みつばち” と聞いて何を思い浮かべますか?

怖い黄色と黒の虫?

はちみつを作る?

みつばちは脅かしたり、
攻撃された時しか刺しません

刺すと自分も死ぬからです

私たちのテーブルに乗る
食べものの7割は、
みつばちの受粉によって作られています

みつばちの受粉活動によって
鳥が実を食べ、
森ができ、
川の水が豊かになり、
海では魚が育まれ、
その水が雲になり、
雨を降らせ、
また森を豊かにします

”みつばち” がいなくなると人間は4年で絶滅する

とアインシュタインも言っています

あの小さな生き物はすごいんです

そのみつばちが減っている
ということを知りました

それで

”今まで通り普通に生きていくこと”

ができなくなりまして、
もっとみつばちのことを学ぼうと思って

はちみつも大好きだし、
蜂を飼う勉強をすることにしました

私は教員を辞めます

家族5人暮らしもやめます

40過ぎて新しいことを始めて
山梨県の清里に引っ越します

みなさん、手相は毎日変わるのです

自分も、人生も
いつからでも変えられます

どうぞ自分らしく生きてください

以上、最後のスピーチはもちろん ”みつばち” で締めくくりました

負けん気とやる気を
ふんだんに持った
生意気な初任時代を経て、

母校で働く楽しさと難しさを知り
子育てと仕事の両立に取り組み、

バービー人形を頭にのっけたり、
風船さして卒業式にでる
風変わりな学校で経験値を上げて
教員生活に終止符を打ちました。

戦いからの卒業です。

素晴らしい出会い、瞬間、
数えればキリがありませんが、
本当に人の優しさに支えられた毎日でした。

関わった全ての人に
感謝の気持ちでいっぱいです。

ありがとうございました。

夫と長女は横浜に残し、
母子三人で清里に移住。

”養蜂家ハッピー” としての
新しい人生を始めたいと思います。

初めて見せてもらった養蜂箱
神奈川県三浦市、飯倉さんの蜂さんたち

写真は初めて見せてもらった養蜂箱

神奈川県三浦市、
飯倉さんの蜂さんたちです。

今も重みが
手の感触で残っています…感動

ちょっと怖い … あの時の気持ち忘れない。

みつばちを幸せにする養蜂家ハッピー

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養蜂家 元公立高校英語教諭 太陽:蟹座 月:乙女座 みつばちが減っていると知り、いてもたってもいられなくなったので、養蜂家になる。 みつばちが幸せになれば、...

プロフィール
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