好きなことを、する

エッセイ

文章を書くのが、好きだ。

そこにジャストフィットする言葉を選ぶことが、好きだ。

まったくお金にはならない、そのことが好きだ。

女子高生時代、9人の仲良しグループで、定期的に誰かの家に泊まって遊んでいた。

頼まれもしないのに、私は毎回、手書きの「しおり」を作っていた。

コピーして、ホッチキスで製本したものを教室でメンバーに配ると、みんなが爆笑しながら読んでくれる。

それが嬉しくて嬉しくて、

卒業旅行の際には

当時流行っていたサスペンス劇場よろしく
「湯けむり温泉殺人事件」などという物騒なタイトルをつけた小説仕立てのしおりを作成。

それまでのグループの歴史を交えつつ、旅の案内を笑いと共にストーリーにした、今のところ、私の代表作だ。

とにかく言葉に興味関心があるのだということには、25歳の時に気がついた。

就職した会社を早々に辞め、NHKでアルバイトをしていたときに、キャスターの女性から
「話すの上手だから、うちの事務所に来たら?」
というお誘いを受けた時のこと

当時の私は「自分はごく平均的な人間で、大それたことなどできるわけがない」と信じきっていたのに、なぜあの時は、素直にお勧めに従ったのだろうか。

タレント事務所に入る
という大それたことをする恐怖よりも、

「私はずっと言葉やコミュニケーションのことで悩んできたのだから、どうせならそれを仕事にしたら良いかもしれない♪」という短絡的な考えが勝ったことと、タレント(アナウンサー)になるということが、あまりにも遠い世界の話で現実味がなく、怖れることすらできなかったのかもしれない。

ただ、好きなことをやってみる

当時の私は実家暮らしで、お金を稼がなければならないというプレッシャーが少なかったこともラッキーだったのかもしれない。

その後、結婚出産、親の介護があり、たった3年でフリーアナウンサーの仕事を辞めることになったが、その後15年も経って、この経験が自分の世界を大きく大きく広げてくれることになるとは、予想だにしなかった。

文章を書く

ということが、とてつもなく、好きだ。

実はコンプレックスだらけで、自分のことを少しは好きだと思えるようになったのは、つい最近のことなのだけれど、自分の書く文章だけは、以前から、何度も読み返してニヤついてしまうほど、好きだった。

「自分が自分の1番のファンであれ」

なんて、そんなことできるわけがないと思ってきたけれど、文章に関してだけは、ずっと誰になんと言われようとも、私は私のことが好きだった。

そのことを改めて思い起こさせてくれたのは、くれちゃん先生の「文章を書く朝活」

毎朝4時半に起きて5時から皆んなで文章を書いているのだが、とにかく、楽しい。

好きでたまらないことを自分にさせてあげている満足感と、自分のファンでいられるポイントを毎日眺めることができるのは、とてつもなく幸せだ。

「誰になんと言われても、私の”ここ”が好き」

それは、あまりにも当たり前すぎて見逃していることの中にあるのかもしれない。

朝活メンバーの皆さんのおかげで

ナルシストぶりを大いに発揮し

毎日1人で悦に入る極楽な時を過ごさせていただきました。
ありがとうございました!!

誰かと一緒にやってみる

仲間からのフィードバックが励みになるし、自分を知ることにも大いに役立つ。

ただ、好きなことを、やる

今すぐお金には結びつかないそのことは、きっとあなたを豊かにしてくれる。

mako

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心理占術鑑定士 フリーアナウンサー (1男2女の母) 太陽:蠍座 月:牡牛座 思い通りにならない育児・優しくない夫にイラつき、あらゆる学びに救いを求めた結果...

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